宇治あるき 宇治の様々な観光スポット

【その他宇治あるき】 

 【景観・文化編】多様な宇治の顔を愉しむ(担当:ジェミニ) 

宇治の魅力は社寺だけにとどまりません。宇治川が造り出す大自然の造形美から、源氏物語の文学世界、さらには最先端のカルチャー発信地まで、知的好奇心を刺激するスポットが満載です。 

1. 宇治橋(うじばし) 

大化2年(646年)に架けられたと伝わる、日本最古級の歴史を持つ橋です。幾度もの洪水や戦乱で流失・破壊を繰り返しながらも、その都度再建され、宇治の交通を支え続けてきました。 

 見どころ: 現在の橋は1996年に架けられたもので、伝統的な木製橋のデザインを再現した美しい意匠となっています。橋の上流側にある張り出し舞台「三の間」は、豊臣秀吉が茶会のために宇治川の水を汲ませた場所とされており、現在も毎年秋の「宇治茶まつり」で名水汲み上げの儀式が行われます。 

2. 宇治市源氏物語ミュージアム 

紫式部による不朽の名作『源氏物語』。その全54帖のうち、最後の10帖(宇治十帖)の舞台となったのがここ宇治です。 

 見どころ: 世界で唯一の源氏物語を専門とした公立ミュージアムであり、平安貴族の華やかな暮らしや、宇治十帖の悲恋のストーリーを、実物大の模型や美しい映像、香り(薫物)の体験などを通じて立体的に学ぶことができます。文学ファンならずとも、その美意識に圧倒される空間です。 

【おまけ】 

源氏物語に興味を持たれた方のために全文のあらすじをアップしました。よければご覧下さい。 

3. 天ケ瀬ダム(あまがせだむ) 

宇治川の上流に建設された、高さ73メートルのドーム型アーチ式コンクリートダムです。京都・大阪の治水と水力発電を担う、戦後モダニズム建築・土木技術の結晶です。 

 見どころ: ダムが描く美しい放物線のアーチと、周囲の深い山々のコントラストは壮観です。放流時にはダイナミックな水の芸術を見ることができ、ハイキングコースとしても非常に人気の高い、宇治の「現代の絶景」スポットです。 

4. 塔島十三重石塔(とうしまじゅうさんじゅうせきとう) 

宇治川の中州にある「塔の島」に立つ、高さ約15メートルの巨大な石塔です。国内に現存する古石塔としては日本最大を誇り、国の重要文化財に指定されています。 

 見どころ: 弘安9年(1286年)、西大寺の僧・叡尊(えいそん)が、宇治川での魚類の殺生を禁じ、宇治橋の安全と川で亡くなった人々の供養、そして網の供養のために建立しました。川の激流に耐え、時に水没しながらも復興されたその姿は、宇治の底強い歴史のシンボルです。 

5, 源頼政墓(みなもとのよりまさのはか) 

治承4年(1180年)、源頼政は以仁王(もちひとおう)と組んで平家打倒を計画、計画が露呈し手勢で平家の大群に立ち向かったが大群にはかなわず頼政軍は次々と自害、頼政も平等院で自害し以仁王も討ち取られました。しかし、以仁王の平家打倒の令旨を受けて源頼朝、源義仲ら各地の源氏や大寺院が平家打倒を掲げ挙兵し、平家滅亡の先駆けとなりました。頼政の墓は平等院の境内の片隅にひっそりとまつられています。 

6. 菟道稚郎子稜(うじのわきいらつこのみささぎ) 

宇治神社や宇治上神社に祀られている、菟道稚郎子の気高き御陵(お墓)です。 

 見どころ: 彼は百済の博士から学問を学び、応神天皇に最も寵愛された聡明な皇子でしたが、兄(のちの仁徳天皇)に皇位を譲るために自ら命を絶ったという、哀しくも気高い美談が『古事記』『日本書紀』に記されています。深い緑に囲まれた前方後円墳は、宇治という地名(かつては「菟道」と書いた)の起源を静かに伝えています。 

7. ニンテンドーミュージアム 

宇治市小倉町にある、任天堂が過去に発売した数々の製品を展示・体験できる最新の文化施設です。 

 見どころ: 花札の製造から始まり、世界的なビデオゲームカルチャーを築き上げた任天堂の歴史を、圧倒的なボリュームの展示で体感できます。巨大なコントローラーを使ったアトラクションや、ものづくりの情熱に触れられる体験エリアなど、世代や国境を超えて誰もが童心に帰れる、宇治の新しいランドマークです。 

8. 宇治市植物公園 

宇治の南部の丘陵地に広がる、約10ヘクタールの広大な植物園です。 

 見どころ: 園内は「春のゾーン」「夏のゾーン」「秋のゾーン」に分かれており、年間を通じて数千種の植物を楽しむことができます。特に、日本最大級の規模を誇る立体造形タペストリー(花の壁画)は圧巻です。家族連れや写真愛好家にとって、宇治の豊かな自然と触れ合える癒しのオアシスとなっています。 

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