源氏物語 全54帖あらすじ

源氏物語 全文あらすじ 

 源氏物語全54帖!読み切ることができるか? 

 ようこそ、隠しページへ。それにしてもあらすじだけでもスケールの大きさを感じさせてくれます。このあらすじを見て本格的に読みたいと思ったらマンガか現代語訳のバージョンを読まれるといいでしょう。 

 桐壺 

(源氏1-12歳) 

帝(桐壺帝)はそれほど身分が高くない桐壺更衣を寵愛し皇子を儲けるが、更衣はやがて病死する。これを深く嘆く帝を慰めるために亡き更衣に生き写しの藤壺が入内し、新たな寵愛を得る。一方で皇子は帝の元で育てられ、亡き母・桐壺更衣に似るという藤壺をことに慕うようになる。帝は元服した皇子を臣籍降下させて源姓を与える。彼はその光り輝くような美貌から光源氏と呼ばれるようになり、左大臣家娘葵の上の婿に迎えられる。 

空白部分 

(源氏13-17歳) 

源氏は父の寵愛する女御・藤壺と情を通じ、六条御息所とも契る。また従姉妹・朝顔の斎院に文をおくる。この期間を描いた「輝く日の宮」という巻があったとする説もある。 

帚木 

(源氏17歳夏) 

五月雨のある夜、宮中に宿直する源氏のもとに若い公達が集って「雨夜の品定め」を行う。翌日、物忌みに出向いた邸で、源氏は伊予介の妻・空蝉と関係を持つ。源氏は手なずけた彼女の弟を通じてその後も度々逢瀬を求めるが、空蝉はこれを頑なに拒み続ける。 

空蝉 

(源氏17歳夏) 

夏の夕暮、源氏は空蝉と義理の娘・軒端荻が碁を打つのを垣間見て、いよいよ慕情を掻き立てられる。夜に入って源氏が寝間に忍びこむと、空蝉はそれと察して衣だけを脱ぎ捨てて逃げる。蝉の抜殻のごとき着物を抱いて源氏は帰途につく。 

夕顔 

(源氏17歳夏-冬) 

源氏は身分を隠したまま五条辺りに住う夕顔と関係を持つ。夕顔は親友・頭中将の元恋人で、行方知れずになっていた人であった。源氏は可憐で素直な夕顔を深く愛するが、ある逢瀬の最中に六条御息所が嫉妬のあまり生霊となって、これをとり殺す。源氏は夕顔の死を深く嘆く。 

 若紫 

(源氏18歳3月-冬) 

翌年の春、傷心の源氏は病気の加療のため北山に赴き、そこで祖母の尼君とともに住まう美貌の幼女を見かける。藤壺の姪にあたる彼女に源氏は執心し、引き取って手元で育てたいと申し入れるが尼君は応じない。夏、藤壺が病気のため宿下りする。源氏は二度目の密会を行い、直後に彼女の妊娠が発覚する。冬、源氏は北山の幼女を半ば拐うようにして手元に引き取る。若紫と呼ばれる彼女こそ、のちの紫の上である。 

末摘花 

(源氏18歳春-19歳正月) 

常陸宮の姫君が廃邸にひっそりと暮しているという噂に源氏と頭中将が心惹かれ、競って言い寄る。源氏が一足早く彼女と関係してみると、前評判を裏切る長く垂れた鼻の醜女で源氏は閉口する。鼻の先が紅花で染めたように赤かったことに掛けて、彼女を末摘花という。 

紅葉賀 

(源氏18歳10月-19歳7月) 

帝が上皇の長寿のお祝いを紅葉賀と銘打って主催し、源氏はこれに舞を舞う。その舞姿は宮中でも試楽され、藤壺を始め大宮人はその姿に賛嘆する。翌年の春、藤壺が男子を出産する。帝はみずからの子と信じて疑わず、これを現東宮の次の東宮にすえたいと考える。 

花宴 

(源氏20歳春) 

翌年の春、宮中の観桜の宴の後、源氏はさる姫君と関係を持つ。春の末、政敵・右大臣家の宴に招かれた源氏は、彼女がまもなくみずからの兄の元に入内する右大臣の娘・朧月夜の君であることを知る。 

葵 

(源氏22歳4月-23歳正月) 

二年後。桐壺帝はすでに退位し、源氏の兄・朱雀帝が即位している。賀茂祭の折、車の場所争いのことで六条御息所は葵の上によって辱めを受け、これを深く恨む。折から妊娠していた葵の上は産褥で御息所の生霊に苦しめられ、無事男子(夕霧)を出産するものの亡くなる。夏の終わり、源氏は紫の上と新枕を交わす。 

賢木 

(源氏23歳9月-25歳夏) 

六条御息所はみずからの生霊の恐ろしさに怯え、娘が伊勢斎宮となったのを機に、ともに伊勢に下ることを決意して嵯峨野の野宮に籠もって潔斎する。秋の終わり、源氏は彼女を訪い、名残を惜しむ。冬、桐壺帝崩御。藤壺も源氏との関係を思い悩み、出家する。源氏と朧月夜は彼女の入内後も関係を続けていたために、翌年夏、密会の場を右大臣に見つけられる。これを口実に、桐壺帝の死で激化しつつあった政争で、右大臣派は源氏を陥れようとする。 

花散里 

(源氏25歳5月) 

五月雨の晴れ間、源氏は故桐壺院の女御の一人・麗景殿女御のもとを訪れる。ひっそりと物静かな、昔語りのゆかしい風情に住みなしている人のもとで、源氏は父帝在世の頃をしのぶ。後に妻の一人となる女御の妹・花散里との出会いは作中に記述されておらず、この巻で久々の再会と言うかたちをとる。

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