ようちえんじにもわかるうらない その4
①はじまり
②おほしさま
③どうぶつ
④おうさま←❀
⑤いまのうらない
④おうさま
おうさまと うらないし
むかしむかし。まちやくにができると、おうさまにはたくさんのおしごとがありました。
「たねはいつまこう?」
「かわがあふれないかな?」
「おまつりはいつにしよう?」
「たびにでてもだいじょうぶかな?」
おうさまはまいにちかんがえていました。でも、まちがえるとみんながこまってしまいます。
「そらやしぜんのことをよくしっているひとをよぼう!」
こうして、うらないしがよばれるようになりました。うらないしは、おほしさまをみました。おてんきをしらべました。どうぶつのようすをみました。そして、
「もうすぐあめがふりそうです。」
「たねまきはもうすこしまちましょう。」
「こんどのおまつりはこのひがよいでしょう。」
「ありがとう! みんなのためにやくだてよう!」
こうして、うらないしはおうさまのだいじなおてつだいになったのです。
やがて、うらないをするひとたちは、そらのきろくをのこしたり、おてんきをしらべたり、こよみをつくったりするようになりました。
だからむかしは、うらないしとべんきょうするひとが、おなじひとだったこともたくさんあったんだよ。
あるひのおうさま
あるくにのおうさまがいました。そのくにでは、まいとしおおきなかわがあふれます。うらないしたちはそらをみて、あるほしがみえるころになるとかわがあふれることにきづきました。
「おうさま! もうすぐかわのみずがふえます!」
するとみんなはじゅんびができました。たべものもそだてられました。
「うらないしさん、ありがとう!」
◎チャッピーせんせいのひとこと
むかしのうらないしは、ふしぎなまほうつかいではありませんでした。
しぜんをよくみて、たくさんべんきょうして、みんなにおしえていたひとたちでもあったんだよ。
おとなのひとへ
古代のエジプト、中国、バビロニアでは、占いは国家運営と深く結びついていました。王や皇帝は農業・祭祀・戦争など重要な決定に際して占術家や天文官の意見を参考にしました。現代人は「占い」と聞くと個人の運勢を思い浮かべますが、古代ではむしろ「国を運営するための情報分析」という側面が強かったのです。
